研修(Sambaインストール)
昨日格闘して設定を終えたSambaについて。
Samba
UNIXをWindowsのファイル、プリントサーバーにするソフト。
マウント
デバイスにあるファイルをLinuxで読み書きすること。
Samba設定
SambaはCentOSではデフォルトで入っているので設定のみ行う。
まずは、Sambaアクセス用のユーザーを作成。
このユーザーとパスワードはWindowsのユーザーとパスワードと一緒にすること。
そうすればWindowsからサーバーへアクセスする際に、認証をパスできる。
今回はLinuxの既存ユーザーをSambaアクセス用ユーザーにする。
# smbpasswd -a [user name] New SMB password: Retype new SMB password:
ユーザー追加完了。
そしてSambaの設定ファイルを編集する。
色々編集できるが、今回はWindowsのIPを指定して、
そのPCからしかサーバーにアクセスできないようにする。
# vi /etc/samba/smb.conf hosts allow = [IP address] ;hosts allow = 192.168. ← 192.168.*.*のPCがアクセス可能
次にSambaの自動起動設定。
ついでにSamba起動。←rootで
# chkconfig smb on # /etc/rc.d/init.d/smb start SMB サービスを起動中: [ OK ] NMB サービスを起動中: [ OK ]
これで設定終了。
Windowsからサーバーにアクセスしてみる。
「スタートメニュー」
↓
「マイネットワーク」
↓
「ネットワーク全体」
↓
「Microsoft Windows Network」
↓
「Mygroup」
で自分のサーバーがあるんでアクセス。
。。。できない。
ユーザー認証のウィンドウ
↓
ユーザー、パスワード入力
↓
認証されずユーザー認証のウィンドウ
↓
ユーザー、パスワード入力
↓
以下、ループ
なのでSambaのアクセスログを見る。
2009/06/03 17:59:00, 0] smbd/service.c:make_connection_snum(1003) '/home/' does not exist or permission denied when connecting to [user name] Error was 許可がありません
どうやらアクセス許可がないらしい。
SELinux
Linux用のセキュリティ対策用OS。
これはOffにしても問題ないとのことなのでOff設定。
# vi /etc/selinux/config SELINUX=disable ←disableでOff
これでアクセスを確認。
できた。
ついでにWindowsとSambaのユーザーパスワードが一致してない時に、パスワードが聞かれるかを検証。
Sambaのユーザーパスワードを変更。
そしてSambaとWindows再起動。
でWindowsからサーバーへアクセス。
パスワードを聞かれた。
これでSambaの設定、確認終了。
今回は、サーバーからのアクセスでトラブルが起き、
設定ファイルを色々いじっても結局だめでした。
一番はSELinuxを無効にするのが手っ取り早い。