研修(apacheインストール)
apacheのインストールを行う。
Webサーバー
wwwシステムにおいて、情報送信を行うコンピュータ。
wwwによる情報送信機能を持ったソフトウェア。
Webサーバーは、html文書や画像などの情報を蓄積し、
Webブラウザなどのソフトウェアの要求に応じて、
インターネットなどのネットワークを通じて、情報を送信する役割は果たす。
ネットワーク上にある情報をたくさん持っていて出し入れしてくれる箱と認識。
1.apacheインストール準備
ネットからインストールソースをダウンロードする。
これにはwgetコマンドを利用。まずはコマンドインストール。
※インストールはroot権限
[sato@sato ~]$ su パスワード: [root@sato sato]# [root@sato sato]# yum install wget ・ ・ インストールログ ・
yum [option] でインストールやアンインストール、アップデートを行う。
wgetコマンドを用いてインストールソースをダウンロード
[root@sato src]# wget http://www.ring.gr.jp/archives/net/apache/httpd/httpd-2.2.11.tar.gz [root@sato src]# ll 合計 6664 -rw-r--r-- 1 root root 6806786 12月 13 2008 httpd-2.2.11.tar.gz
wget [url] でネット上のファイルをゲット
2.apacheインストール
ダウンロードしたデータを解凍。
[root@sato src]# tar xzf httpd-2.2.11.tar.gz
tar [option] [file/directory name] でファイルをtar形式に圧縮。もしくはtar形式のファイルを展開。
解凍したapacheのインストール準備
※追記 ./configureにはgccが必要なため、gccインストールを追加
[root@sato src]# cd httpd-2.2.11 [root@sato src]# yum install gcc [root@sato httpd-2.2.11]# ./configure ・ ・ インストールログ ・
./configureはUNIX系OSでインストールする前のお約束
※configure
ソースには多数のファイルがあり、ライブラリなどコンパイルに必要な情報は、
Makefileというファイルに記述し、makeコマンドで参照するようになっている。
大規模なプログラムだと複数のライブラリがあるため、Makefileが増えていく。
そのため、Makefileを自動作成するためのツールが必要である。それがconfigure。
configureが終わったらコンパイルしてインストール
[root@sato httpd-2.2.11]# make ・ ・ コンパイルログ ・ [root@sato httpd-2.2.11]# make install ・ ・ インストールログ ・
make でコンパイル。
make install でインストール。
コンパイル→インストールがお決まり。
3.apache起動
[root@sato sato]# /usr/local/apache2/bin/apachectl start
apachectl がapacheに関するコマンド。
start、stopで起動と停止。
起動後、ブラウザでサーバーにアクセス
→接続できない→ファイアウォールでポート80を開放するよう設定
別の日記で詳細
4.apacheの自動起動設定
現状だと、サーバーを起動するたびにapacheを手動起動しなくてはならない。
これは面倒なので自動起動するように設定。
/etc/rc.d/rc.local
これを編集して最後の部分に、
/usr/local/apache2/bin/apachectl start
を追記。
これでサーバー起動後、apacheも起動してくれる。
で大体インストール自体は終わったのですが以下の問題が
・ファイアウォール設定
ポート80を開放しないとブラウザからサーバーにアクセスできない
・PATH設定
現状のPATH設定だと、ログアウトしたら設定が初期化されてしまっている
→保存されるように設定しなおす
とりあえず対策方法は分かっているので後は実行あるのみ。