GitHub Kaigiに参加してきた #githubkaigi
GitHub Kaigi http://githubkaigi.org/
今日、サイバーエージェントさんで行われたGitHub Kaigiに参加してきました。その発表資料と内容のメモ書きになります。
@naoyaさん 「Hello, Github Kaigi」
@hirocasterさん 「Github実践入門 ─ Pull Request による開発の変革 (仮)」
- GitHubを利用した開発の世界を知る
- GitHubを利用|活用する違いを知る
- GitHub != 目的
- GitHubの先にある物を獲得しなければいけない
- 開発効率?品質?
- ビジネスの成功?ソフトウェアの向上?
@shibayu36さん 「はてなブログチームの開発フローとGitHub」
- はてなブログチームについて
- 開発フローの課題とその解決
- タスク管理
- レビュー
- リリース
- 流れ
- PRがどんどんマージされてどこかでリリース
- デプロイ自体はコマンド一発(capstrano)
- リリースに必要なもの
- リリースして良いかの確認
- 検証環境で最終確認
- デプロイコマンドでデプロイ
- 自動化が出来てない
- マネージャ確認せずにリリース
- 何がリリースされるか抜けかあった
- 新人がリリースできない
- マネージャ確認せずにリリース
- デプロイ以外のサポートが出来ないか
- リリース用のPR手順書を作成
- developからmasterへのマージをリリースPR
- リリース内容
- リリース後のチェック内容
- コマンド一発で作業出来る仕組みを作った
- https://github.com/motemen/git-pr-release
- リリース用のPR手順書を作成
- 流れ
@amatsudaさん 「OSS と GitHub (仮)」
@cobyismさん 「How Github Works」
発表資料:How GitHub Works (GitHub Kaigi, Tokyo, 2014)
- GitHubの中の人の仕事の仕方
- 60%がリモートで仕事している
- 一番重要なのは幸せを感じる事
- 働きたいと思う企業を自分たちで構築する事
- その他で起きる事は全て副作用
- 幸せを持続するにはモチベーション
- モチベーションの要素
- 外発的意欲
- お金
- 食事
- 家など
- 内発的意欲
- 柔軟性
- 自主性
- 透明性
- 内発的意欲が幸せに重要
- 外発的意欲
- 信頼が必要
- 信頼出来る人を雇う必要
- 才能が全てではない
- 自分にあった場所で自分の時間で働く
- 必要な時に休暇を取る
- リモート作業にも価値はある
- リモートがデフォルトの働き方
- 柔軟性は家族を持つ人には最高
- リモートで作業する事も最高の経験である必要がある
- 発想の転換が必要 = 行動の変化を必要
- 全ての企業でリモートが上手くいくわけではない
- リモート作業は未来である
- 使用しているツール
- チャット
- HUBOT
- ソーシャルである
- デプロイ通知
- 継続的インテグレーション
- HUBOTを用いた社内ワークフローChatOpsと呼ばれている
- ビデオチャット
- 重要なのはツールではなくその使用方法
- 会話でショートカットを使用しない
- 皆がリモートを得意にする必要がある
- 絵文字は素晴らしい
- チャット
- 直接会う機会
- 全社会議
- 製品グループ会議
- チーム会議
- 新入社員研修
- 必要とする信頼関係を築く
- 働き方が非同期でも休み時間はとってもいい
- 反復が成功への鍵
- 上手く行くものは時間で変化する
- Everything should have an URL
@inaoさん 「GitHubで雑誌・書籍を作る」
- 何を作っているか
- WEB+DB PRESS
- WEB+DB PRESS plus
- どんな人と作っているか
- 一流のエンジニアの人達
- どのように作っているか
- GitHubで原稿管理とやりとり
- md2inaoで原稿テキストの変換
- Markdownで書かれたテキストをinDesign形式に変換
- Adobe inDesignで紙面レイアウト
- inDesignタグ付きテキスト
- GitHubをどう使っているか
- ブランチモデル
- 作業者がWIPなPRを送る
- コミット
- 特集1個で500くらい
- 見出し単位でコミット
- 意図を伝えたい変更はピンポイントでコミット
- FB方法
ーPRの確認時にはGitHub上でコメント
- テキスト上での校正はテキスト中にkakikomi
- ブランチモデル
- GitHubで何が変わったか
- 進捗状況が見える化された
- Issue/PRによりメールを使わなくなった
- コミットメッセージで変更意図を伝え易くなった
- 思い切った変更の提案が行い易くなった
- 背景にある考え
- 雑誌・書籍作りはソフトウェア開発に近づけた方がうまくいく
- 著者さんのワークフローに近いから
- 雑誌や書籍もソフトウェアだから
- GitHubによる常時共有、バージョン課題管理
- Markdownという書き慣れた記法
- 雑誌・書籍作りはソフトウェア開発に近づけた方がうまくいく
@nathansoboさん 「Atom, the Programmable Text Editor」
@yuku-tさん 「入門書には載ってない Git & GitHub Tips」
発表資料:入門書には載ってない Git & GitHub Tips
GitHubの働き方は本当に素晴らしいと思いました。リモート作業による柔軟性を持続しつつ、直接会う機会も作る、人にフォーカスしたモチベーションは羨ましい限りです。
あと、@inaoさんのGitHubで雑誌・書籍を作るも興味深い内容でした。GitHubはどうしてもエンジニア、最近はデザイナーのツールというイメージでしたが、雑誌や書籍というソフトウェアでも通用し既存の問題を解決出来る仕組みは素晴らしいですね。こういう形で非エンジニアな方々にも浸透していくと面白いかなと思いました。